1月15日午後1時ごろ南太平洋トンガ付近の火山島が噴火し、気象庁は「噴火の影響で日本にも津波到着」を予測しました。
気象庁の発表を受けて緊急速報エリアメールが送信されると、神奈川県だけが600回超えの異常な回数。
SNS上では「うるさくて眠れない」という苦情が批判の声が投稿されています。
エリアメール神奈川県だけが多い理由は何なのでしょうか?
この記事ではエリアメール神奈川県だけが多い3つの理由と、音量を変更する方法についてまとめました。
エリアメール神奈川県だけが多い3つの理由
エリアメールの全国の配信履歴を確認すると、神奈川県だけは600回超え。
他の県は多くても40回のところ、神奈川県だけが異常な配信回数です。
神奈川県だけがエリアメールの多い3つの理由について考えました。
神奈川県では各区内ごとに回数を計算
詳しく見てみると、神奈川県では各区内ごとに回数を数えている様子。
各区内の住民にとっては、20回のエリアメール配信でした。
夜中に20件のエリアメールをプレゼントしてくれる県があるんですよね。
神奈川県って言うんですけど。 pic.twitter.com/fDBYXdI7FJ
— Yamanote Line E235(フォロバ約100%) (@JY_E235) January 16, 2022
一晩に600回エリアメールが届いたわけではなく、地域別に見ると各地域20回ほど。
一晩に20回といえば我慢できなくもないですが、同じ太平洋に面する千葉県はエリアメール5回です。
山武市、大網白里市、九十九里町、横芝光町、御宿町の各地域に1回ずつ。
千葉県内は地域あたりで考えると1回の配信回数ですから、やはり神奈川県内は以上な配信回数でした。
黒岩知事が都内在住だから
神奈川県民の間では「黒岩知事は神奈川県外に住んでいるからだ」というブラックジョークが出回っています。
黒岩知事は東京都渋谷区在住なので、エリアメールの爆音速報に無関心という話。
そりゃまあ、黒岩知事は東京都内在住だから #エリアメール は多めに設定しているんだろう。🙂#神奈川県
— TTB#次回ゆうもあゲーム会大阪 次回開催未定 (@TTB1997) January 16, 2022
こんだけ県民がエリアメールに悩まされていても黒岩知事は東京都渋谷区にお住まいの為我関せずなのがなんとも
— すずじまん (@szjmn) January 15, 2022
1月16日は全国共通テスト2日目なので「受験生を寝かさないようエリアメールを乱発!」とも言われる始末。
もう少し神奈川県民に寄り添った行政をお願いしたいものです。
東京都のエリアメールが少ない
少数意見ですが「東京都のエリアメールが少なすぎるのでは?」という意見。
神奈川県のエリアメール600回は多すぎですが、東京都は少なすぎる気も。
東京湾を有する東京都にはエリアメールが1通しか届かなかったとのこと。
「神奈川は多すぎるけど、東京都大丈夫?」の声もありました。
エリアメール「音量を変更する方法」
「エリアメールがうるさくて眠れない」と迷惑に思う人が多かったのではないでしょうか。
緊急情報を配信するエリアメールですから、設定をオフにするわけにもいきません。
そこでエリアメールの音量を変更する方法についてまとめました。
Androidの音量を変更
Androidに届くエリアメールの音量は、次の方法で変更することができます。
災害用キットアプリまたはエリアメールアプリで行います。
【災害用キット】
↓
【エリアメール】
↓
【設定】
↓
【着信音】
↓
【音量設定】
iPhoneの音量を変更
残念ながら、iPhoneにはエリアメールの音量を変更する機能がありません。
エリアメールは、常に最大音量で鳴動くとのことでした。
まとめ
神奈川県のみ、エリアメールが600回以上届くという異常事態。
夜中に大音量のアラートが鳴り、音の大きさと頻繁に届く回数に困った方が多くいました。
緊急の回避方法としては「エリアメールの設定をオフ」または「機内モード」にすることで対応できます。
ただしエリアメールは必要な配信ですので、日常生活では設定オンに戻しておく必要があります。
なお今回、神奈川県のエリアメール配信回数については正式な回答はありません。
県庁の緊急窓口に電話した人の話によると「気象庁で配信しているため止められない」とのことでした。
しっかり理由を明らかにして、神奈川県エリアメールだけが多発という事態にはならないでほしいものです。
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