2020年6月1日、元AKBで女優の渡辺麻友さんは芸能界を引退することを発表しました。
AKB神7にも選ばれ「まゆゆ」の愛称で男女問わず人気だった渡辺麻友さんは当時26歳で、女優業や司会業も順調でした。
突然の引退に多くのファンに驚きが走りましたが、現在、渡辺麻友さんの本当の引退の理由に注目が集まっています。
そこで今回の記事では、次のことを紹介していきます。
- 渡辺麻友さんの本当の引退の理由は?
- 渡辺麻友はいつから体調を崩していた?
渡辺麻友さんの本当の引退の理由
2020年6月1日、所属事務所「プロダクション尾木」が、渡辺麻友さんの芸能界引退を発表しました。
すでに前月5月末には所属事務所を退社していたとのこと。
渡辺麻友さん所属事務所は、次のように公式発表を行いました。
「この度、渡辺麻友より『健康上の理由で芸能活動を続けていくことが難しい』という申し入れがございました。数年に渡り体調が優れず、これまで協議を重ねて参りましたが、健康上の理由でしたので体のことを最優先に考え、本人の意思を尊重し契約を終了し、芸能活動にも終止符を打たせていただくこととなりました」
https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202006010000261.html
数年前から体調のすぐれない状態が続いていたとのこと。
渡辺麻友さんは2006年12月にAKB3期生のメンバーオーディションに合格し、2007年に公演デビュー。
2014年の選抜総選挙では1位になるなど中心メンバーとして活躍していました。
ここで、渡辺麻友さんの芸能活動について、簡単にまとめみました。
2006年12月 『第三期AKB48オーディション』の最終審査に合格
2007年4月 AKB48劇場で公演デビュー
2009年1月 3人ユニット「渡り廊下走り隊」でシングルデビュー
2009年7月 第1回AKB48選抜総選挙で4位
2010年6月 第2回AKB48選抜総選挙で5位
2011年5月 1st写真集『まゆゆ』発売
2011年6月 第3回AKB48選抜総選挙で5位
2011年12月 テレビアニメ『AKB0048』声優デビュー
2012年1月 深夜ドラマ『さばドル』初主演、ソロデビュー
2012年6月 第4回AKB48選抜総選挙で2位
2012年12月 日本レコード大賞でセンター
2013年2月 『So long!』で初センター
2013年6月 第5回AKB48選抜総選挙で3位
2014年6月 第6回AKB48選抜総選挙で1位
2015年4月ドラマ『戦う!書店ガール』でダブル主演
2015年6月 第7回AKB48選抜総選挙で3位
2016年6月 第8回AKB48選抜総選挙で2位
2017年6月 第9回AKB48選抜総選挙で2位
2017年6月 AKB48からの卒業を発表
2017年12月 第68回NHK紅白歌合戦でAKB活動終了
2018年5月 ミュージカル『メアリ』出演
2018年8月 ドラマ『いつかこの雨がやむ日まで』主演
2019年6月 NHK連続テレビ小説『なつぞら』出演
渡辺麻友さんは、引退発表前から体調を崩してテレビ出演を欠席することがありました。
いつから精神と体調を崩していた
渡辺麻友さんは、2014年にスタートした『UTAGE!』にアシスタントMCとして出演していました。
不定期放送となった16年以降も渡辺麻友さんはレギュラー出演していましたが、2020年3月放送回では体調不良を理由に欠席。
中居さんのアシスタントとしては、Kis-My-Ft2の宮田俊哉さんが参加することになりました。
2019年6月 NHK連続テレビ小説『なつぞら』以来、渡辺麻友さんはテレビ出演がストップした状態。
本来ならNHK連続テレビ小説を機に飛躍する女優が多い中、渡辺麻友さんはぷっつりと活動を止めてしまいました。
2019年7月には渡辺麻友さんのファンクラブ運営の休止を発表。
TBS『UTAGE!』側から渡辺麻友さんの降板を促したわけではなく、渡辺麻友さん側の事情であることだけが伝わっています。
渡辺麻友さんはAKB48選抜総選挙で1位を獲得した実力者ですが、同時にAKBに所属して結果を出し続けるためには「心を無くす決断をした」とのこと。
長い間、環境下でもがんばり続けていたようです。
「体調が思わしくないという話は耳に入っていました。昨年は朝ドラにも出演して着実に女優としてのキャリアを積み始めると思われていただけに残念です。渡辺は以前『週刊文春』(文藝春秋)のインタビューで『10代の時に心を無くす決断をしてしまいました』『そこから感情が動かなくなったというか』と語っていますが、AKBグループという大所帯かつ熾烈な競争を強いられる環境で常に人気を維持するために、常人では想像もつかない苦労や努力を重ねていたでしょう。
https://biz-journal.jp/2020/06/post_160582.html
そして渡辺麻友さんの芸能界引退のきっかけとなったのは、女子プロレスラー木村花さんのネット中傷事件だったといいます。
NHK連続テレビ小説の撮影後、渡辺麻友さんは「医師から精神的な疾病を抱えているという診断書を受けた」と事務所に報告していたといいます。
さらに5月23日に木村花さんの事件が起きて、渡辺麻友さんはショックを受けていたといいます。
「私ももうバッシングされたくない。静かに生きていきたい」と話していたそうですから、渡辺麻友さんにも誹謗中傷があったのかもしれません。
TBSアナウンサーは、スポーツニッポンが報じた内容を次のように紹介しました。
渡辺麻友は去年9月、朝ドラの撮影終了少し前に所属事務所に「休ませてほしい。引退してもいい」と伝えていた。事務所から長期休暇を提案するなど「粘り強く話し合い」を続けていたが、「医師から精神的な疾病を抱えているという診断書を受けた」と事務所に報告があり、事務所も説得を断念し引退が決まったという。
https://www.j-cast.com/tv/2020/06/02387104.html
渡辺麻友さん引退当時の報道ニュースを振り返ると、渡辺麻友さんの精神上の問題と誹謗中傷が引退理由の一部のようです。
コメント