23日遭難した事故について、運行会社「知床遊覧船」の桂田精一社長が記者会見を開きました。
桂田精一社長はなかなか姿を見せず、正直なところ、4月27日の記者会見は遅すぎるという印象もあります。
2年前から知床遊覧船の経営者となった桂田精一社長はホテルも経営しているとですが、どこのホテルでどのような経歴があるのか気になります。
そこで今回の記事では、次のことを紹介します。
- 桂田精一社長が経営するホテルはどこ?
- 桂田精一の陶芸家としての経歴は?

桂田精一社長が経営するホテルはどこ?
桂田精一社長は、有限会社しれとこ村として2つのホテルを経営しています。
桂田精一社長が知床観光船を購入し、ホテルを経営した経緯については、株式会社武蔵野代表取締役社長の小山昇氏が『なぜ、世界遺産知床の「赤字旅館」はあっというまに黒字になったのか?』というインタビュー記事に寄せています。
2017年夏、私は妻と世界遺産の知床に行きました。
宿泊は、経営サポート会員でもある有限会社しれとこ村(北海道、旅館業)。
いい宿ですが、桂田精一社長は有名百貨店で個展を行うほどの元陶芸家で、突然ホテル経営を任され、右も左もわからないド素人。
運よく何もわからないから、小山にアドバイスされたことは「はい」「YES」「喜んで」ですぐ実行した。
知床観光船が売り出されたとき、私は、「値切ってはダメ! 言い値で買いなさい」と指導した。
https://web.archive.org/web/20220423130707/https://diamond.jp/articles/-/158611
桂田精一社長が経営するホテルについて、まとめてみました。
- 世界遺産の中にあるホテルを経営
- 「国民宿舎桂田」をリニューアルして経営
世界遺産の中にあるホテルとは「世界自然遺産の宿しれとこ村」のことで、国民宿舎桂田は名前を変えずそのまま経営されていました。
しれとこ村のホームページでは、「当宿のグループ会社、知床遊覧船。」として紹介しているので間違いないですね。
ホームページはこちらです。
↓
https://www.shiretoko-mura.jp/blog/archives/849
SNS上では他の宿の名前も出てきていて、2つ以上のホテルを経営しているとされていますが、
現時点では他のホテルについてはまだ調査中です。
※追記
日刊ゲンダイの記事により、世界遺産「知床」地区で「国民宿舎桂田」の他にも、「ホテル地の涯」「海に桂田」など複数の宿泊施設を経営していることがわかりました。
現在確認できているのは、次の4つのホテル経営です。
- しれとこ村
- 国民宿舎桂田
- ホテル地の涯
- 海に桂田
桂田精一の陶芸家としての経歴は?
桂田精一の陶芸家としての経歴は小山昇氏も認めるところで、桂田精一社長は有名百貨店で個展を行うほど人気の陶芸家だったといいます。
桂田精一社長は北海道斜里郡出身ですが、茨城県工業技術センター窯業指導所(現笠間陶芸大学校)を卒業。
陶芸家として個展を開くまでになりましたが、15年ほど前に地元の斜里に戻り、父親の跡を継いで宿泊業を営んだとのこと。
桂田社長は現在58歳なので、43歳まで陶芸家として活躍していたと考えられます。
しれとこ村の桂田社長は、陶芸家で、東京のデパートで何回も個展を行なっていた。ホテルのアッチこっちに陶器が置かれていて違和感があった。3歳から、絵を描いていた。突然、ホテル経営を任されたから経営はど素人です。感性が良いから、結果が出る。観光船と桟橋は、社長になってから買い取った。 pic.twitter.com/9LL9g6zuPf
— 小山昇 (@KoyamaNoboru) July 24, 2017
小山昇氏は桂田精一社長の陶芸作品をセンスがいいとほめていますが、Twitterに投稿している陶器は花瓶なのでしょうか?
有名百貨店の個展で販売される大きめな陶器なら、10万円ぐらいの値段がつきそうです。

桂田精一社長に知床遊覧船の購入をアドバイスした小山昇氏の著書はこちら。
小山昇氏の成功体験を土台としてつくられた整理整頓の考え方がQ&A方式で紹介されていて、わかりやすいと人気です。

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